RIC補聴器におけるレシーバーのずれと見た目の問題のためのソリューション

研究の要約(Sweetow et al., 2014)
結果
この研究では、補聴器ユーザーの30%がレシーバーのずれまたは見た目の問題のいずれか、または両方を体験していることが示されました。

補聴器販売従事者と補聴器ユーザーを対象にした、EASYWEAR、既存のワイデックスのソリューション、現在の業界をリードする製品の比較テストでは、外耳道へのフィット、安定性、ずれ、痒みおよび外観に対する評価において、EASYWEARが他の製品を大きく引き離しました。

下のグラフは標準誤差を表しています。EASYWEARと標準的なワイデックスのRIC、およびEASYWEARと他社のRICとの間には、外観を除き、全てで統計的に有意な差が示されました(p<0.05)。


結論
ワイデックスの新しいEASYWEARは、他社製品、または既存の標準ワイデックス製品よりも高く評価され、統計的に有意な差が認められました。
EASYWEARによって、レシーバーのずれと見た目に関する問題が大幅に減少したことが示されました。
はじめに
2013年に米国で販売された補聴器のほぼ半数はRIC/RITEモデルでしたが、これらの人気はさらに上昇することが予測されています。一般的に、補聴器ユーザーがこのタイプの製品を選ぶのは、これらの製品が目立たない外観、快適さ、優れた音を提供するためです。

しかし、こうした利点にもかかわらず、いくつかの問題も残っています。特に深刻なのが、レシーバーが動いたり、外耳道からはずれ落ちたりする横滑りの問題です。またイヤワイヤと側頭部の間にスペースが生まれてしまうという見た目の問題もあります。

研究では、284名の補聴器販売従事者に対する質問により、こうした問題を持つユーザーがどの程度存在するのかを調査しました。次に、ワイデックスの新しいワイヤとレシーバーのイヤーチップ補聴器ソリューションEASYWEAR [イージーウェア]がレシーバーのずれと見た目の問題をどの程度まで改善することができるかを評価しました。

データ
EASYWEARを使用した被験者(補聴器ユーザー)が3日間で体験したレシーバーのずれの回数は、15回から2回に大幅に減少しました。 つまり、平均で1日5回から1回未満に減少したことになります。 補聴器ユーザーによるEASYWEARの見た目に関するスコア評価は、10点満点中8.7点でした。

見た目の評価

補聴器販売従事者によるEASYWEARの見た目に関するスコア評価は、10点満点中9.1点でした。その他のRIC補聴器のスコア評価は6.3点でした。

レシーバーのずれ

レシーバーのずれに関して、補聴器ユーザーによるEASYWEARののスコア評価は10点満点中8.7点でした。その他のRIC補聴器に対する評価は6.0点でした。