トゥルーサウンド ソフトナー

トゥルーサウンド ソフトナーは、衝撃音を検出、処理するアルゴリズムです。
衝撃音の例。突然発生し、音量が急増し短時間(1秒未満)であるという特徴を持ちます。
不快な衝撃音を緩和
トゥルーサウンドソフトナーは、特に過渡音と呼ばれることもある衝撃音によって生じる不快感を緩和するために設計されました。

Keidser et al.(2009)による最近の研究では、バタンと閉まるドアの音、ガチャガチャいう食器類などの衝撃音は、補聴器ユーザーにとっては、正常な聴覚の持ち主に聞こえるよりはるかに不快に聞こえることが明らかになりました。

トゥルーサウンドソフトナーのアルゴリズムは、衝撃音を完全に取り除くことなく、または不自然なほど静音にすることなく、不快感を緩和することを目的としています。
衝撃音の特徴とは?
衝撃音は、コンピュータのキー操作、時計のカチカチ音などの静音から、皿の触れ合う音、カチャカチャいう食器類の音などの中間レベルの音、花火やハンマーの一撃といった大きな音など、あらゆる音量レベルで生じます。

長さが極めて短く(1秒未満)、一気にピーク値に到達することが特徴です。

音響利得が低減されない場合、衝撃音は補聴器ユーザーの不快音量レベルを超えることがあります。静音と中間レベルの衝撃音はわずかながら異なります。比較的重度の難聴を補うために多くの利得が使用される周波数域でこれらの音が発生した場合、結果として衝撃音は不自然なほど明瞭に聞こえる場合があります。 
特定の語音
特定の語音も衝撃音になります。たとえば、/p、b、t、d、k、g/などの英語の破裂音は衝撃音になります。トゥルーサウンドソフトナーの開発においては、過渡的な話し言葉の音は決してアルゴリズムによって希釈されてはならないということが非常に重要な目標でした。

トゥルーサウンドソフトナーの検出メカニズムである勾配検出器における話し言葉と騒音のエンベロープ特性モデルにより、衝撃的騒音が識別され、話し言葉はまったく影響を受けることなく効率的かつ安全に処理されます。

衝撃音は特別な処理が必要
衝撃音は非常に短いため、システムは極めて短い時間内に反応しなければなりません。したがって、瞬時に利得を低減できるコンプレッションシステムが必要です。ワイデックスでは、トゥルーサウンドソフトナーの開発によりこれを実現しました。

トゥルーサウンドソフトナーを導入したワイデックスUNIQUEとDREAM(一部クラスを除く)では、衝撃音がすでに広帯域信号で検出されているため、瞬時に利得の低減が行えます。これにより、新しい、高速のコンプレッションモードに切り替えるようコンプレッションシステムに警告する時間が与えられ、瞬時に利得を低減することができます。
個人の聴力損失に応じた利得調整
ワイデックスの全体的なフィッティングの戦略は、静音を聴き取り可能にし、言葉の聴き取りを向上させ、大きな音を、大きいと感じつつも不快を感じないようにすることです。

したがって、快適なリスニング体験を提供するために、補聴器ユーザーが衝撃音を聴き取れなくならないようにすることが重要です。

そのため、利得は各ユーザーの聴力に応じて調節され、ユーザーが臨場感を感じることのできる、快適でリアルな音環境を演出します。 

UNIQUEは限界に挑戦します

“より多くの音をとらえ、きれいにして、いつでもどこでも最適な音を届ける”-。独自の最先端機能を数多く搭載したUNIQUEは、他の補聴器とは一線を画す製品です。